会長あいさつ・役員一覧

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医師会の果たす役割とは

我々医師が患者さんの診療や治療を行うのは当然のこととして、単に病気を診るだけでなく、それとは別に「市民の健康と公衆衛生を守る」という重要な使命が課せられています。しかし、医師個人としてできることは限られます。ゆえに医師会が開業医と勤務医を束ね、病診連携や行政と市民を仲立ちする司令塔的あるいは世話役的な役割を果たしているわけです。例えば、市の休日急病診療所、学校保健、高齢者医療や在宅医療の推進、看護・介護・薬剤師・保健師などとの多職種連携、各種行政委員会への出務、医療啓発活動など、医療行政にも様々な形で協力しています。これらは全て医師会を通じて行われており、目に見えないところでも市民の皆様にとって医師会は必要不可欠な存在となっています。また、十分な医療を行うために医療従事者を守ることも医師会の重要な役割です。医療の現場を支えるのは決して医師だけではありません。

さて、2025年には「団塊の世代(1947~50年生)」が75歳以上となって国民の4人に1人が後期高齢者となり、さらに2040年には現役世代が約6000万人に減少し、1人の高齢者を1.5人の現役世代で支える時代になります。医療や介護の労働力不足、介護難民の急増、高齢者の5人に1人が認知症、財政面からの医療・介護サービスの維持継続の困難、医療機関の後継者不足など、長年の経済政策の誤りから生じた課題が山積しています。しかし現在、日本のような先進国ではありえない「財政破綻」や「将来世代へのツケ回し」といった大きな嘘が声高に喧伝されており、このまま誤った医療費削減策が推し進められれば、「医療崩壊」や「医療格差」は現実のものとなりかねません。

第9代会長 佐堀 彰彦

「かかりつけ医」を持ちましょう

これらの難題を見据えながら、河内医師会では布施医師会、枚岡医師会、大阪府医師会や東大阪市と連携し、「かかりつけ医推進」、「在宅医療協力医推進」、「多職種連携推進」、「認知症初期集中支援」など様々な事業を重層的、連続的に展開しております。年々地域と密着した地区医師会の役割は大きくなっており、我々は「在宅医療」と「地域包括ケアシステム」の推進に地道な努力をし続けています。そして市民の皆さんには「かかりつけ医」を持っていただくことが健康維持への第一歩となります。「かかりつけ医」は、『地域の皆様方の日常生活に密着した、患者さんやその家族が信頼してかかれる行きつけの医師』のことで、患者さんが自発的に選ぶものです。「かかりつけ医」は一人ではなく、診療科ごとに何人選んでも構いません。今の時代、病院と診療所は必ず連携しながら役割分担をしているので、病院に通院されている患者さんでもご近所に「かかりつけ医」を持っていただくことが重要です。

河内医師会ではホームページを通じて、皆様の「かかりつけ医」に相応しい医療機関の情報を提供しておりますので、是非ご活用いただき、市民の皆様が健康で安心して暮らすためのお手伝いをさせていただきます。

かかりつけ医を持つことには次のような利点があります

  • 近所の行きつけの医師なのですぐに受診でき、適切な対応をしてもらえます
  • 病気が軽いうちに診療を受けることにより、医療の効果を高めることができます
  • いつでも簡単に連絡をとることができ、大きな安心を得られます
  • 小さな不安でも気軽に相談ができ、健康管理が行き届きます
  • 病状によっては、他の専門医や病院などへの紹介が受けられます
  • 必要に応じて往診を依頼することもできます

河内医師会ではホームページを通じて検索できるように、皆様の「かかりつけ医」にふさわしい会員の医療機関情報を提供しております。
市民の皆様方には、当会のホームページを是非ご活用いただき、健康で安心して暮らせるためのお役に立てることを、会員一同、心より願っております。

河内医師会役員(令和7年6月~令和8年6月)

会長 佐堀 彰彦
副会長 大平 真司・西岡 良泰・坂本 篤
理事 原 聡・小坂 博久・長谷川 昌史・米田 丞・高田 俊明・熊野 公束・松本 崇・三田 英治・平尾 悠介・高山 太邦
監事 津森 孝生・金沢 龍起
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